76号：2015年 6月
特集『表象文化から捉え直すアメリカ1910年代ー文学・漫画・音楽・映画』
● 中垣恒太郎
シンポジウム「表象文化から捉え直すアメリカ1910年代ー文学・漫画・音楽・映画」
● 佐々木真里
1910年代の女性たちー文学にみるジェンダーと消費
● 柴田元幸
1910年代の新聞漫画
● 大和田俊之
1910年代の音楽ー「黒人」音楽の変容と著作権
● 中垣恒太郎
チャップリンと1910年代アメリカー「放浪者」像の生成
＜投稿論文＞
● OKUBO Ryoko
Encounters with the Repressed: Mark Twain’s Suppressed Feminism in No. 44, The Mysterious Stranger
● KURUMA Teppei
“When Love Foresees the End”: Hart Crane’s “Quaker Hill” and an Intimation of the Common Strangeness
77号：2016年 6月
● MINAGAWA Yuta
“Physicality of the Words”: The Body and Mind in Edward Taylor’s Preparatory Meditations
● Sekine Michiyo
Whitman’s Hiawatha: “The Small Thin Indian Helmsman”
● KURUMA Teppei
“And This, Thine Other Hand, upon My Heart”: Hart Crane’s “Cape Hatteras” and Imagining a Trace of Letting Go
● 佐藤里野
小説から演劇へーSuzan Lori-Parks のThe Red Plays における文字の役割
78号：2017年 6月
● 松井一馬
メイジーのグレート・ゲーム：『メイジーの知ったこと』におけるオリエントの表象
● HAGINO Ryo
“People Couldn’t Help Loving Her”: A Queer Ecological Reading of Willa Cather’s O Pioneers!
● 大森裕二
勤勉と放蕩の狭間でー『氷屋来る』における愛妻殺害事件の真相
79号：2018年 6月
〈特集〉『ポカホンタスの400年――環大西洋文学史を再考する』
● 下河辺美知子
アメリカ文学会東京支部会12月シンポジウム ポカホンタスの400年 ――環大西洋文学史を再考する
● 大串尚代
囚われたのは誰か――19世紀白人女性作家とポカホンタスの姉妹たち
● 余田真也
現代先住民作家ポーラ・ガン・アレンのポカホンタス
● 下河辺美知子
ポカホンタス・ナラティヴにおける語りの欲望 ――ジョン・スミスの出立
● 原田範行
ポカホンタスとイギリス近代
● 巽 孝之
環大陸的アメリカ文学史のために――コメンタリーに代えて
＜投稿論文＞
● 冨塚亮平
「美しい敵」としての友――エマソン「友情」における対話と「距離の詩学」
● 来馬哲平
“But I Never Knew You Anyway”――SNS時代のFrank O’Hara
● 宮本 文
“You Still Haven’t Finished with Your Mother”――Allen Ginsbergの “Kaddish”における離散・忘却・邂逅
80号：2019年 6月
〈特集〉『ハーレム・ルネサンス再訪』
●竹谷悦子
アメリカ文学会東京支部会 6 月シンポジウム ハーレム・ルネサンス再訪
●竹谷悦子
ハーレム・ルネサンスの制度化――都市空間と時代区分
●佐久間由梨
ジャズに聴くハーレム・ルネサンス ――デューク・エリントンの “Black and Tan Fantasy ”（1927）
●三石庸子
ハーレム・ルネサンスとカリブの視点
●千代田夏夫
フィッツジェラルドのフォーク・モダニズムの可能性 ――ハーレム・ルネサンスとアイルランド文芸復興の関わりから
＜投稿論文＞
●萩埜 亮
平凡なアメリカ生活という危機 ――反 9/11 小説としてのジョン・アップダイク『テロリスト』
81号：2020年 6月
〈特集〉『ポエトリー・リーディングの現在位置』
●関根路代
アメリカ文学会東京支部会 12 月シンポジウム ポエトリー・リーディングの現在位置
●関根路代
「声」を聞くことのテクスチャー
●高橋綾子
Anne Waldmanの詩とポエトリー・リーディング
●斉藤修三
マイノリティ詩人とリーディングーアメリカ現代詩を「よりましに」するアンソロジー
●石田瑞穂
エッセイ 詩的朗読ー感謝にかえて
＜投稿論文＞
●林南乃加
ソローのインディアン観ー星の光の”genius”をめぐって
●岩川倫子
Swinburneの影響を超えてーEzra Poundの”Canto IV”における鳥の歌
82号：2021年 6月
● AMEMIYA Michiko
Cognitive Trouble over a Speechless Dog in The Call of the Wild
● 山根亮一
対立という繋がりーライオネル・トリリングと冷戦初期プリントカルチャー
83号：2022年 6月
〈特集〉『国民文学時代の終焉ーアメリカ文学の（再）世界化, 世界の脱アメリカ化から考える』
●有光道生
アメリカ文学会東京支部会 12 月シンポジウム 国民文学時代の終焉ーアメリカ文学の（再）世界化, 世界の脱アメリカ化から考える
●有光道生
「世界文学」としてのアフリカ系アメリカ文学ー大陸中心主義と群島的アフリカ系アメリカ文学研究試論
●吉田恭子
本棚の中の偏った世界ー翻訳するアメリカ文学
●都甲幸治
翻訳を拒む小説ーMilton Murayama, All I Asking for Is My Body
●温 又柔
英語圏チャイニーズの小説に魅了されてー彼女たちと〈私〉の絆について
＜投稿論文＞
●井上菜々子
If I Die in a Combat Zoneにおける戦争賛美と反戦の相克ー勇気と追悼のあり方を巡って
84号：2023年 6月
〈特集〉『「作家のキャリア」を研究すること』
●小島尚人
アメリカ文学会東京支部会 12 月シンポジウム 「作家のキャリア」を研究することー現在地とこれから
●伊藤淑子
超絶主義を超絶するフラーのキャリア
●小島尚人
ジェイムズのキャリア転換期における「南部」の断続的回帰
●坂根隆広
壊れものとしてのキャリアーフィッツジェラルドの「崩壊」三部作における友愛とプロフェッショナリズム
●深瀬有希子
モリスンが編む, モリスンを編むー文学史というキャリア
●折島正司
一見したところ以上の調和ー感想に代えて
＜投稿論文＞
●吉田 要
ディキンソンとクルーソーの「旅」ーホランド夫人への書簡を読む
●杉浦 牧
南部のケアする個人ーEudora Welty, Delta Weddingにおけるジョージ・フェアチャイルドの「優しさ」について
85号：2024年 6月
〈特集〉『場所のリアリティーアメリカ社会とソーシャル・デザイン』
●杉本裕代
アメリカ文学会東京支部会 12 月シンポジウム 場所のリアリティーアメリカ社会とソーシャル・デザイン
●遠藤朋之
詩における”Design”, つまり”Form”を考える
●川端康雄
「どこにもない場所」の労働・余暇・コミュニティーエドワード・ベラミーとウィリアム・モリス
●権田建二
デザインされた人種分離ーメッカ・フラットとグウェンドリン・ブルックスのゲットー
●杉本裕代
「家庭」を文学的に描くことのジレンマー家庭小説とホーム・エコノミクスの差異
＜投稿論文＞
●岩佐頌子
外的一致と内的差異ーThe Assistantにおける二人のユダヤ人
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