39号 1981.9
下河辺美知子
非連続の世界における Stranger –『詐欺師』について
杉浦悦子
信仰と芸術の間に — オコナーの『賢い血』試論
古山みゆき
「主観の喜劇」 — The Last Analysis 試論
広瀬通典
Robert Creely のアメリカ詩壇に於ける位置
Miyuki Aoyama
An Examination of “The River Merchant’s Wife: A Letter”
38号 1980.5
杉浦銀策
シンポジアム:アメリカ文学の現況と展望 60年代以前
佐藤良明
シンポジアム:アメリカ文学の現況と展望 リアリズムを飛び散らせた力
岩元巌
シンポジアム:アメリカ文学の現況と展望 閉ざされゆく60年代の感性
佐々木みよ子
武器は手離せない! — アメリカ西部小説の変遷
中道子
物の重み,または想像力の原点 –『死の床に横たわりて』考察
37号 1979.7
加島祥造
特集「アメリカン・ヒューマー」 「アメリカのユーモア」司会の弁
志村正雄
特集「アメリカン・ヒューマー」 ヒューモア・トウェイン・ハイカイ・芭蕉
小山田義文
特集「アメリカン・ヒューマー」 アメリカ文学におけるユーモア — 特にユダヤ系作家を中心に
沼澤洽治
特集「アメリカン・ヒューマー」 「アメリカン・ヒューマー」と『ニューヨーカー』の作家達
渡辺信二
ホイットマン的図式 — 回帰と帰還
36号 1979.2
原川恭一
特集「南部文学と『家』」 南部文学と「家」 — 司会の言葉にかえて
吉田廸子
特集「南部文学と『家』」 南部文学における家と女性についての一考察
湯原剛
特集「南部文学と『家』」 トマス・ウルフの<家>の概念について
長田光展
特集「南部文学と『家』」 [死」と「再生」の場所として — T. Williams, R. P. Warren, F. O’Connor
板橋好枝
The Unholy Grail を求めて — Lancelot の探究
35号 1978.8
斎藤光
ピューリタニズム特集 Sweetness と Excellency –エドワーズの愛用語
渡辺利雄
ピューリタニズム特集 エドワーズとフランクリン
井上謙治
ドライサー特集 ドライサー研究覚書
亀山昭夫
ドライサー特集 初期の小説におけるドライサーの自然認識
小林憲二
ドライサー特集 『欲望三部作』とドライサーの想像力
村山淳彦
ドライサー特集 『アメリカの悲劇』の位置
野崎清子
『死の床に横たわりて』の寓話性
34号 1977.11
大津栄一郎・上島健吉・行方昭夫・川西進
シンポジアム — ヘンリー・ジェイムズの短篇小説に見られる芸術家の問題
綷川恙
Wilderness をめぐって
國重純二
ナサニエル・ホーソーン — その少年時代(2)
牧野有通
醒めた狂気 — メルヴィルの世界への一視角
佐々本誠治
『八月の光』におけるハイタワー
有泉学宙
『叫び』と「恐怖」の構図
33号 1977.5
波多野直人
大学院生論文特集 アン・ブラッドストリートの自然観 –「瞑想」を中心に
青山義孝
大学院生論文特集 ホーソンの世界 — 時間と空
安原悦子
大学院生論文特集 挑戦と退避 — ポウの有限な世界
田中秀人
大学院生論文特集 ヘンリー・ジェームズにおける「過去の感覚」と「経験の瞬間」 –「楽しき街角」を中心に
安井信子
大学院生論文特集 ウィラ・キャザーにおけるフロンティアと庭
松本薫
大学院生論文特集 リング・ラードナーの女性たち
佐藤幸夫
大学院生論文特集 『キャントーズ』の女性
田島伸悟
大学院生論文特集 W.C.ウィリアムズ –「パタソン(I-IV)」における美の探究について
平石貴樹
大学院生論文特集 ニック・アダムズと時の主題
並木信明
大学院生論文特集 「エミリーへの薔薇」における<町の人々による語り>の問題
田村公子
大学院生論文特集 『デルタの結婚式』をめぐって
西山僚介
大学院生論文特集 レトリック・知恵・諦念 — カート・ヴォネガット・ジュニア試論
近藤恭子
大学院生論文特集 アメリカ文学批評の新たな動向に関する一考察
32号 1976.12
宮本陽吉
アメリカ女流作家特集 女流作家のもつ感性と直観
佐藤宏子
アメリカ女流作家特集 アメリカ女流作家研究事始
佐々木みよ子
アメリカ女流作家特集 アメリカの女流作家をめぐって — イーディス・ウォートンの場合
矢作三蔵
意味の重層する世界 –「若いグッドマン・ブラウン」論
千石英世
『マーディ』,夢の果てへの航海
楠原偕子
現代演劇における道化の登場 — テネシィ・ウィリアムズ『カミノ・リアル』
中道子
神話の崩壊 –『見えない人間』試論
31号 1976.9
八木敏雄
特集 メルヴィルの曖昧さ 『白鯨』の曖昧さを考えるために
島田太郎
特集 メルヴィルの曖昧さ 『白鯨』から『ピエール』へ
池田孝一
特集 メルヴィルの曖昧さ 語り手のバートルビー体験 — <メルヴィルの「バートルビー」の構造>
杉浦銀策
特集 メルヴィルの曖昧さ メルヴィルにおけるアンビギュイティ–『詐欺師』の場合
高田賢一
アイザック・マッキャスリンの教育
正田和紀子
ユードラ・ウェルティー考 — 記憶を中心に
30号 1975.3
浜本武雄
シャーウッド・アンダソン特集 アンダソンにおける現実捕捉
小原広忠
シャーウッド・アンダソン特集 アンダソンと近代絵画
志村正雄
シャーウッド・アンダソン特集 アンダソンを考えるための私的なノート
笹原洸
Dragon country — Tennessee Williams 戯曲の原点
鈴木裕子
アメリカ初期の戯曲と Americanness について
中村一夫
カースン・マッカラーズ論(一)『心は孤独な狩人』と『ワインズバーグ・オハイオ』
※ その他のバックナンバーについては、こちらをご覧ください。