2016年度日本アメリカ文学会東京支部活動状況
4月例会
日時:2016年4月9日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
■ 特別講演
説明のちょっと外
Genette, Jameson, NorrisとJames
講師: 折島正司(青山学院大学名誉教授)
司会:小林久美子(法政大学)
*特別講演終了後、支部総会を開催。
5月例会
日時:2016年5月21日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎5階 453教室
■ 研究発表
失われたジャポニスム空間を求めて
ボストン美術館Japanese Courtと岡倉覚三
講師:宇沢美子(慶應義塾大学)
司会:佐久間みかよ(和洋女子大学)
■ 分科会
近代散文:ヘンリー・ジェイムズと不可視のモダニティ
松井一馬(東京理科大学・非)
現代散文:ジョイ・コガワの「静かな」メッセージ
Naomi’s RoadとNaomi’s Treeが子供たちに伝える友情と太平洋戦争
加藤麻衣子(青山学院大学・非)
詩:ウィリアム・カーロス・ウィリアムズによる連作「ブリューゲルの絵」における
時間の分節
「イカロスの墜落が見える風景」を中心に
齋藤昌哉(東京大学・院)
演劇・表象:セレブとファンの関係
The Age of InnocenceからAlmost Famousまで
大塩真夕美(白百合女子大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
6月例会
日時:2016年6月25日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎4階 445教室
■ シンポジウム
21世紀からみるアメリカ演劇の100年
エスニシティー・家族・社会の変遷
講師:ジョン・ドーシィ(立教大学名誉教授)
講師:竹島達也(都留文科大学)
講師:谷佐保子(早稲田大学・非)
司会:大森裕二(拓殖大学)
■ 分科会
近代散文:混血の純潔
The Last of the Mohicansにおけるpassingの問題
雨宮迪子(東京大学・院)
現代散文:コーマック・マッカーシー『越境』における線が描く物語空間
井上博之(東京大学)
詩:Robert Frostと自然描写 West-Running Brook再評価に向けて
朝倉さやか(立教大学・院)
演劇・表象:後期のシェパード劇 Heartless(2013年初演)を中心に
古山みゆき(青山学院大学・非)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
9月例会
日時:2016年9月24日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎4 階 445 教室
■ 研究発表
Jonkonnu/Gens inconnu
Michelle Cliff, Free Enterpriseにみるポストコロニアル・アイデンティティ
講師:庄司宏子(成蹊大学)
司会:岩瀬由佳(東洋大学)
■ 分科会
近代散文: ヨネ・ノグチのThe American Diary of a Japanese Girlにみられる、
詩人としての「弁明」
星野文子(和洋女子大学)
現代散文:帝国主義・アメリカ・生政治
戦後小説としてのトマス・ピンチョンV.
阿部幸大(東京大学・院)
詩:Langston Hughesの1920年代初期詩篇を読む
斉藤修三(青山学院女子短期大学)
演劇・表象: オクソニアン・ギャツビー
アメリカ遠征軍の英仏短期留学支援制度
三添篤郎(流通経済大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
11月例会
日時:2016年11月12日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室
■ 研究発表
Teacher’s Pet or Dangerous Rebel?
アメリカ中高教科書におけるマーク・トウェイン, 1870s-1960s
講師:石原剛(早稲田大学)
司会:上西哲雄(東京工業大学)
■ 分科会
近代散文:美しい敵としての友
ラルフ・ウォルド・エマソン“Friendship”における「距離の詩学」
冨塚亮平(慶應義塾大学・院)
現代散文:フロンティア更新
Tim O’BrienのThe Things They Carriedにおける鳥のイメージ
濟藤葵(慶應義塾大学・非)
詩:ある「詩人」たちの系譜
Raymond Carver, Sherwood Anderson, Alfred Stieglitz
白岩英樹(国際医療福祉大学)
演劇・表象:オニール劇における「死」の深層
Desire Under the Elmsを中心に
木下律子(創価大学・院)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
12月例会
日時:2016年12月10日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
■ シンポジウム
現代アメリカ小説における「保守」の諸相
司会・講師:山口和彦(東京学芸大学)
講師:深瀬有希子(実践女子大学)
講師:中谷崇(横浜市立大学)
講師:渡邉克昭(大阪大学)
*シンポジウム終了後、忘年会を開催。
1月例会
日時:2017年1月28日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室
■ 研究発表
2016年から悩ましく読み直す人間(のToM)と世界(のIoT)
Gravity’s Rainbowを一例として
講師:楢崎寛(無所属)
司会:波戸岡景太(明治大学)
■ 分科会
近代散文:ギルバート・オズモンドはどこ出身か
The Portrait of a Ladyと南北和解のナラティブ
小島尚人(法政大学)
現代散文:リップスティック・キラー
Lolitaに見る消費世界
内田大貴(慶應義塾大学・院)
詩:Emily Dickinsonの詩作にみるピクチャレスク
冬木詠子(早稲田大学・研究生)
演劇・表象: ソーシャル・ネットワークと記憶の表象
Adam Johnson, “Nirvana”とLouise Erdrich, “Domain”を手がかりに
日野原慶(大東文化大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
3月例会
日時:2017年3月25日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室
■ 研究発表
モダニティと身体性の再創造
Whitman, Chopin, Jamesの新しい文学の探求
講師:梶原照子(明治大学)
司会:舌津智之(立教大学)
■ 分科会
近代散文:「自然」の不自然な本性
“Benito Cereno”における奴隷制のロジック
伊藤祐太(東京大学・院)
現代散文:アン・ペトリ『ストリート』における自然主義への介入
木原健次(東京工業大学・非)
詩:Yoko OnoのGrapefruitを再び味わう
矢口裕子(新潟国際情報大学)
演劇・表象: In the HeightsからHamiltonへ
Lin-Manuel Mirandaの業績
小池久恵(いわき明星大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。