29号 1974.2

有賀文康
遊びとルール –E.オールビー『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』について

石塚浩司
オルビー『動物園物語』における『バートルビー』– 素材の構造の類似性

山名章二
Ezra Pound の “The River-Merchant’s Wife: a Letter” の意味と構造

内田恭子
Henry James における芸術家像 — Roderick Hudson を中心に

板橋好枝
(書評)『アメリカ自然主義文学論』(大井浩二)

  28号 1973.4

有賀文康
シンポジアム「アメリカ演劇のアメリカらしさ」とは 「アメリカ演劇のアメリカらしさ」– 司会者の立場から

佐多真徳
シンポジアム「アメリカ演劇のアメリカらしさ」とは アメリカ演劇の「アメリカらしさ」の確立

鈴木周二
シンポジアム「アメリカ演劇のアメリカらしさ」とは アメリカ演劇のアメリカらしさ

渡辺利雄
(書評)『マーク・トウェイン研究 — 思想と言語の展開』(吉田弘重)

  27号 1972.8

佐藤千春
『改革者』としてのエマソン像 –「思索」と「行動」のディレンマ

南塚隆夫
ハーマン・メルヴィル試論 — 究極の探求と「未完」の形而上学

両角千江子
怪物と英雄と変身と — ホーソンの神話物語の示す人間存在

寺門泰彦
スタンリー・エルキン — 実存と他者

岡田量一
『ジョージの母』の世界

菅原英男
ヘミングウェイの二元性 — 経験と意識と

後藤昭次
(書評) The Unitarian Concience (Daniel W. Howe)

利沢行夫
(書評)『ノーマン・メイラー』(野島秀勝)

  26号 1972.4

Robert Sklar
Thomas Pynchon: Young American Novelist

常田四郎
『草の葉』初版の世界

有賀文康
崩壊の詩 — オニール『夜への長い旅路』試論

広瀬通典
スティーヴン・クレインの詩について
 
須内睦子
ヘンリー・ジェイムズ覚え書 — “see” の意義について

井上和子
クエンティン・コンプソンをめぐって

志村正雄
(書評) 最近のガートルード・スタイン研究書など

  25号 1971.10

西田実
バーナード・マラマッド特集 マラマッドの二つの顔

岩元巌
バーナード・マラマッド特集 バーナード・マラマッド — その喜劇性の意味

渋谷雄三郎
バーナード・マラマッド特集 Shtetle-Ghetto-Italy — マラマッドの短篇について

浜野成生
バーナード・マラマッド特集 マラマッドにおける Activist Heroes

稲沢秀夫
人間の傷つきやすさについて — ワイウッディへの序章

國重純二
N.ホーソーン –「ラパチーニの娘」を中心に

長田茂
キャサリン・アン・ポーターの出発 — メキシコ革命の記憶

  24号 1971.6

James R. Baird
Some Aspects of the Waste Land in Melville’s Clarel

志村正雄
ジョン・バース『行きつくところ』とアメリカ文学の伝統

小池美佐子
ユージン・オニール研究(その二)– オニール研究における問題点(2)

田中剛
ヘンリー・アダムズ『デモクラシー』–「リー夫人の教育をめぐって」

小野章
シルビア・プラスについて

板津由基郷
(書評) Thematic Design in the Novels of John Steinbeck (Lester J. Marks)

村山淳彦
(書評) Ellen Moers: Two Dreisers と最近のドライサー研究

  23号 1970.8

船戸英夫
T.S.エリオットの宗教

亀山昭夫
青年ドライサーと都会のイメージ –『シスター・キャリー』序章

細越和子
ホーソーンとジェイムズ — ロマンスから小説へ

小山驥
スティーヴンズとウィリアムズの想像力

勝浦吉雄
「日本におけるマーク・トウェイン」– 文献目録(その2)

Mary C. DeJong
Didacticism and Irony in the Poetry of Robert Frost

斎藤光
(書評)『アメリカ・ルネサンス序説』(酒本雅之)

島田太郎
(書評)『鏡と影』(鈴木重吉)

末永国明
(書評) An Unfinished Woman, a Memoir (Lillian Hellman)

  22号 1969.12

小原広忠
シカゴ・ルネッサンス特集 シカゴ・ルネッサンスの洗礼とアンダソンの開眼

後藤昭次
シカゴ・ルネッサンス特集 想像力と文体 — シャーウッド・アンダソンの場合

宮本陽吉
シカゴ・ルネッサンス特集 シャーウッド・アンダソンの評価

徳永暢三
シカゴ・ルネッサンス特集 Hart Crane 評価の一考察

関口功
(書評) Black Fire (Ed. LeRoi Jones & Larry Neal)

宮田斉
(書評) The American Language (H. L. Mencken)

林信行
(書評)『神の沈黙 — ハーマン・メルヴィルの本質作品』(寺田建比古)

  21号 1969.5

八木敏雄
ピンチョン家の崩壊

岩元巌
The Deer Park における Sergius O’Shaugnessy の意味

武田勝彦
サリンジャーの “Go See Eddie” をめぐって

山名章二
動揺する根底 — オニールの主潮

尾上政次
上代日本語の逆成法(5)

原田敬一
(書評) Melville and Hawthorne in the Berkshires (Ed. Howard P. Vincent)

板津由基郷
(書評) The Company She Kept (Doris Grumbach)

渥美昭夫
(書評)『エドガア・ポオ論考』(江口裕子)

  20号 1969.2

渋谷雄三郎
アメリカ文化の中のソール・ベロウ — ユダヤ系二世作家として

橋本宏
『響きと怒り』における愛の崩壊

武田千枝子
ヘンリー・ジェイムズの小説におけるヨーロッパ化されたアメリカ人について –『リヴァーバレイター紙』を中心として

常田四郎
《カラマス》詩群出生の秘密 — <個別者的交わり>のモティーフについて

中里晴彦
E.A.ポーの二つの序文 –「–氏への手紙」と『ユリイカ』の序文

来住正三
(書評) Seasons of Discontent (Robert Brustein)

大場啓仁
(書評) Thomas Wolfe (Andrew Turnbull)

福田光治
(書評) One First Love: The Letters of Ellen Louisa Tucker to Ralph Waldo Emerson (Ed. Edith W. Gregg)

 
 
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