2019年度日本アメリカ文学会東京支部活動状況
※ 各月例会のタイトルをクリックすることで、それぞれの講演や研究発表の要旨をご覧いただけます (2018年度より)
過去年度の活動報告
4月例会
日時:2019年4月13日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
■ 特別講演
母語話者を前提としない翻訳
『井上陽水英訳詩集』の執筆で気づかされたこと
講師:ロバート キャンベル(国文学研究資料館館長・東京大学名誉教授)
司会:阿部公彦(東京大学)
共催:慶應義塾大学藝文学会
(http://web.flet.keio.ac.jp/geibun/index.html)
*特別講演終了後、支部総会を開催。
5月例会
日時:2019年5月18日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟 A・B会議室
■ 研究発表
Value, Valuta, Valutaschweine
資本主義と〈モダン〉の黎明
講師:吉田朋正(首都大学東京)
司会:杉本裕代(東京都市大学)
■ 分科会
近代散文:ワークショップ「Transbellum American Literatureをめぐって」
小島尚人(法政大学)
現代散文:アメリカン・ドリームという酔夢
The Vegetable, or from President to Postmanに見るアルジャー・コンプレックス
横山晃(テキサス大学ダラス校・院)
詩:エズラ・パウンドとマーシャル・マクルーハン
視覚・聴覚・電気
勝田悠紀(東京大学・院)
演劇・表象:主観性/主体性の逆説
フランシス・フォード・コッポラ『カンバセーション‥‥盗聴‥』(1974)における聴覚の問題
山本祐輝(立教大学・研究員)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
6月例会
日時:2019年6月29日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究棟 AB会議室
■ シンポジウム
<関係性>の詩学――アメリカン・ルネサンスを起点として
司会:貞廣真紀(明治学院大学)
講師:藤村希(亜細亜大学)
講師:古井義昭(立教大学)
講師:髙尾直知(中央大学)
講師:三添篤郎(流通経済大学)
■ 分科会
近代散文:Margaret Fullerの“Leila”における理想の女性の表象
西田梨紗(大正大学・院)
現代散文:カーソン・マッカラーズにおける少女性と少年性
The Member of the Weddingを中心に
吉岡求(東京大学・院)
詩:“ ‘It is Cabestan’s heart in the dish.’ ”
Ezra Poundの “Canto IV” における鳥の歌にみられるSwinburneの影響
岩川倫子(東京外国語大学・非)
演劇・表象:アメリカにおけるMedeaの受容
日・米の比較から
大野久美(創価大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
9月例会
日時:2019年9月28日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス第一校舎 103教室
■ 研究発表
あるカリブ系移民作家のぼやき
Elizabeth Nunez作品を中心に
講師:岩瀬由佳 (東洋大学)
司会:齊藤みどり(都留文科大学)
■ 分科会
近代散文:H. D. Thoreauのインディアン観
超絶主義思想の観点から
林南乃加(群馬県立女子大学)
現代散文:ウィラ・キャザーが描いた理想と現実の女性像
A Lost LadyおよびMy Mortal Enemyからの考察
小倉咲(津田塾大学)
詩:T・S・エリオットの「とらわれ」の主体
初期詩篇における動物的表象について
坂元美樹也(東京大学・院)
演劇・表象:It’s About Time
Benjamin’s Queer Ageing
宮永隆一朗(明治学院大学・非)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
11月例会
日時:2019年11月16日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス第一校舎 103教室
■ 研究発表
「人種」は見た目が10割
人類最悪の発明とアメリカ文学
講師:福井崇史(國學院大学)
司会:生駒久美(大東文化大学)
■ 分科会
近代散文:「あちら側」を旅する言葉
ハーマン・メルヴィル『マーディ』の実験的言語をめぐって
丸聡弘(日本大学)
現代散文:レスリー・マーモン・シルコウ『儀式』における南西部と小説の時空間
井上博之(東京大学)
詩:トークセッション「ポエトリーリーディングについて」
関根路代(日本工業大学)
演劇・表象:ヘンリー・ジェイムズにおける価値の逆説
松井一馬(中央学院大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
12月例会
日時:2019年12月14日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
■ シンポジウム
ポエトリーリーディングの現在位置
司会・講師: 関根路代(日本工業大学)
講師:高橋綾子(長岡技術科学大学)
講師:斉藤修三(青山学院女子短期大学)
講師:石田瑞穂(詩人)
共催:慶應義塾大学藝文学会
*シンポジウム終了後、忘年会を開催。
1月例会
日時:2020年1月25日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究棟 A・B会議室
■ 研究発表
エドマンド・ウィルソンと「ロシア」
講師:岡本正明(中央大学)
司会:大矢健(明治大学)
■ 分科会
近代散文:The House of the Seven Gablesに見られる都市の形成
文学研究とマテリアル・カルチャーの交差するところ
佐野陽子(成蹊大学・非)
現代散文:真実の中の嘘、嘘の中の真実
スタインベックの作品における弱者
大須賀寿子(明治大学・非)
詩:どちらでもない場所で「声」をさがす
Gloria E. Anzaldúa “To live in the Borderlands means you”を読む
山中章子(日本工業大学)
演劇・表象:トランプ時代のアメリカ演劇
Lynn Nottage作Sweat (2017)を中心に
竹島達也(都留文科大学)
*分科会終了後、支部運営委員会を開催。
3月例会
*3月例会は中止になりました。